行動指針

仕事の原点
代表取締役社長 尾松 豪紀
「人生は二度ないのだから、より高い山に登ることに価値がある」

私は貧乏な家の子であるという強いコンプレックスをもって成長したためか、他人からすごいと思われたいという欲が人一倍強いと思います。「一度きりの人生、大物になりたい」と約20年前28歳の時、父が設立したメイホーエンジニアリングに入社しました。 入社当時、「いつか元請けになろう」、「一度きりの人生だから努力して上を目指そう」と私の思いを皆に話したところ、ある社員から「あなたはがんばろうと思ってこの会社に入ったんだろうが、皆は楽をしたいからこの会社を選んだんだ。努力して頑張る気ならこんな会社に入らず、もっと良い会社で頑張ってるよ」と言われ、涙が出るほど悔しい思いをしました。当時は純粋に社員のしあわせを考えたつもりになって、「人生は二度ないのだから、より高い山に登ることに価値がある」と私の価値観を押しつけていただけでした。このためか、会社の業績も私が計画している程、向上しませんでした。

「相手の立場に立つ」

しかし、ある時、一人ひとり生まれた時代、地域、能力、育った環境等が異なっているのだから、価値観や働く目的は人によって異なることが当たり前ではないか? むしろ、経営者と同じ考え方をしろと言っている方がおかしいのではないかと考えているうちに、私は「社員と共に歩んでいない」、「真の愛情を社員に注いでいない」、そして、その本質は私自身の「傲慢」であることに気がつきました。これ以降、相手の立場に立った上で、相手と私の思いが自然に一つとなるように、少しずつですが、言動を改め、行動を変える努力をしています。不思議なもので、このような気持ちになればなるほど、私の価値観と一致して働いてくれる社員が多くなり、業績も上向いています。謙虚であろうとしても傲慢になる私、このようなことを克服できない弱い私に対して、反省する毎日を通じ、理想の会社を築いていきます。これが私の仕事の原点です。

「良知に基づき常に現状を革新する」

そして、人間が本来持っている良心的な心「良知」を判断基準とし、一人ひとりの持つ良知を信じます。
現在、戦後に築かれた既得権を守ろうとする「閉塞的な状況」があります。 当社は事業活動を通じて、この日本の閉塞的な状況を変えていきます。これが未来の夢であり、メイホーグループの行動指針としています。